Yahoo! JAPANのグループ企業であるシナジーマーケティング株式会社は11月2日(水)、CRMデータを活用してインターネット広告を配信する「優良顧客ターゲティング配信」の提供を開始すると発表しました。
「優良顧客ターゲティング配信」とは、企業が持つ購買データやCRMデータを基に優良顧客を定義し、「Web上で同様の行動をとっているユーザー」=「類似層」を見つけ出し、それらのユーザー層に対してインターネット広告を配信すること。
インターネット広告で新規の集客施策を実施している企業や、それを支援している代理店に最適なサービスです。
<サービス内容>
■企業が持つ顧客データから優良顧客リストを抽出
■優良顧客の類似ユーザー層に対して広告をターゲット配信
抽出した優良顧客リストを、シナジーマーケティングの提供するSynergy!を介し、セキュアな環境で外部DMPやFacebookなどの広告配信媒体と連携し、拡張配信を実施します。
■効果検証
顧客獲得後の稼働率・単価を分析し、顧客の質の向上を判断
逆に、休眠顧客などの優良でない顧客リストを抽出し、その類似ユーザー層を配信対象から除外できるため、広告の配信対象となるユーザー層の質を高めることができます。
同社によると、顧客との関係が始まる新規集客の場面でCRMの考え方を取り入れ、「獲得単価」ではなく「LTV(ライフタイムバリュー)」、つまり「獲得した顧客からどれだけ利益を得られるか」という視点で広告を最適化していくことが重要だと指摘しています。
今後も、集客からCRMにいたるデジタルマーケティングの一連の施策をワンストップで支援できるという強みを活かし、広告主・代理店向けのCRMソリューションを提供して行く予定だとしています。