マーケティングオートメーション(以下、MA)の導入支援や最適化を支援している株式会社サンブリッジは9月7日、MA導入中の企業を対象に、業界で初となる「MA設定診断・活用サービス」の提供を開始したと発表しました。
同社によると、MAはリードの属性や行動に合わせて膨大な1対1のコミュニケーションを自動で実現できる反面、設定のミスが予期せぬ動作につながり事故を引き起こすケースがMA運用の課題の一つとなっているほか、既にMAの導入を完了して運用が軌道に乗り始めた場合でも、新たな施策を実施する際に運用する企業が自社内で適切な設定変更を行えない場合は、結果的に十分なMAの活用が出来ないという課題を抱えることになると指摘しています。
こうしたMAの運用における事故の防止や、より効果的な活用についての課題に対応するために開発されたのが「MA設定診断・活用サービス」で、大きく分けて「MA設定診断」と「MA活用支援」の二つのサービスで構成されています。
MA設定診断
「MAの動作検証」と「MAの設定検証」を実施し、MA設定の診断結果を顧客企業に報告。
<MAの動作検証>
サンプルデータを用いてMAが意図した通りに動作しているかの検証を実施。時間と手間に加え、技術が必要となるプログラムベースの検証作業をテストのプロが代行することで効率的な問題点検出を実現。診断後は問題を検出した箇所を診断結果として報告し、具体的な修正方法のアドバイスを行う。
<MAの設定検証>
MAの設計書が顧客企業のマーケティング施策に沿って正しく作成されているかを精査し、さらにMA設定が設計書通りに反映されているかを検証。診断後は、現状設定を可視化したドキュメントを作成し、検証により設定ミスが発覚した箇所を診断結果としてご報告するほか、最適な設定についてもアドバイスを行う。
MA活用支援
MA設定診断の結果をもとに、顧客企業にとって最適なMAの運用を目指した「活用コンサルティング」と「技術サポート」「トレーニング」を提供。
<活用コンサルティング>
診断結果、および顧客企業からの要望に基づき、MAを活用できるプランを提案。マーケティング施策のシナリオ設計、およびシナリオに基づくMAの設定も対応可能。
<技術サポート/トレーニング>
MAの設定に関する質問や、マーケティング施策に応じた設定方法などをメールで回答。顧客企業へのトレーニングも提供可能。