インターネットリサーチ事業を展開している株式会社マクロミルは9月4日、来店客の満足度をリアルタイムで可視化し、現場での意思決定に繋げるASPサービス「Satisfeeder(サティスフィーダー)」の提供を開始したと発表しました。
「Satisfeeder」は、店舗への来店客にインターネット上でアンケートを実施し、顧客の声を取得することができるサービス。
アンケートはスマートフォン、PC、フィーチャーフォンなどのデバイスから回答することができ、その回答結果はダッシュボード上でリアルタイムに確認できるほか、店舗別やエリア別などで自由に集計することもできます。
見やすいアウトプットと、本部や店舗などの階層に合わせてモニタリングできるのが特徴で、利用企業はデータを継続してモニタリングすることにより、マーケティング施策の立案や意思決定に活用することができます。
活用フローのイメージ
ダッシュボード
直感的な操作と見やすいアウトプットが特長で、本部スタッフや各店舗スタッフがリアルタイムに操作することができます。また、継続してモニタリングすることによって、平日・休日別、時間帯別の比較や、経年変化などを分析することも可能です。
活用事例
■店舗の状況を継続的にチェック
インターネットで店舗アンケートを常時行うことにより、営業時間帯すべての店舗状況および顧客満足度を把握し、改善に繋げることが可能。従来から行われている覆面調査では調査員を派遣した時間帯に限られた状況確認に留まるが、「Satisfeeder」を利用することで恒常的に評価を得られるほか、調査員の派遣コストを削減することも可能。
■インターネット化による効率化
紙で行っている店舗アンケートをインターネット化することで、データのパンチング、集計などに掛かる工数を大幅に削減。回答結果をダッシュボードでリアルタイムに確認できるため、現場スタッフの意識向上にも寄与。
同社によると、今後はアンケートの回答結果を活用したプロモーション機能や、顧客の来店履歴とアンケートの回答結果を掛け合わせる機能などの搭載を予定しているとしています。
http://www.macromill.com/company/release/20160908satisfeeder/index.html