Antuit株式会社は12月8日、大規模Webサイト解析ソフトウェア「RTmetrics」(アールティーメトリックス)の最新版となるバージョン10の販売を開始したと発表しました。
「RTmetrics」は、アクセスログのデータが膨大なサイトでもリアルタイム解析が可能で、特にトラフィックが多い大規模サイトを中心に国内で16,000サイト以上に導入されているるアクセス解析ツールです。
最新版となる「RTmetrics V10」は、パフォーマンスの大幅改善とデータレイクソリューションの連携により、従来のWebアクセス解析の範囲を超えてビッグデータ時代のビジネスをサポート。Webサイトのアクセスログ以外でも、様々なシステムに蓄積される多彩なデータを取り込み、スピーディな状況把握から次の施策につながる分析結果を導き出すことができます。
主な機能追加・強化の内容
■Advanced Analytic Moduleの進化
・レポート集計処理のレスポンスを平均3倍~5倍改善
・他データとアクセスログの結合のカスタマイズを簡素化
・ログインポート機能追加で、広告配信ログ、会員データ、購買データ、システムログなど多彩なデータを分析
■データレイクソリューションessentiaTMとの連携用APIを追加し、より速く、より多彩なデータとの結合を実現
■その他の更新
・定義ファイル自動更新のためのアクセス先サーバーの変更
→autoupdate.auriq.co.jpからautoupdate.rtmetrics.jpへ変更
・クローラー判定においてUser-Agentがブランク、または、User-Agentヘッダ自体がない場合に、クローラーと判定する機能を追加
・RTsslで、TLS v1.1、TLS v1.2のデコード機能を追加
→暗号化方式AES128-GCMおよびAES256-GCMへ対応
→メッセージ認証方式SHA-2(SHA256およびSHA384)へ対応
・RedHat Enterprise Linux 7.xへ対応
http://www.antuit.co.jp/resources/news/id_5965/