株式会社ハンモックは10月25日、同社が提供している名刺管理・営業支援ツール「HotProfile(ホットプロファイル)」に、ABM(アカウントベースドマーケティング)」を機能化して提供すると発表しました。
同社によると、法人の購買プロセスでは導入するシステムの検討者、利用者、決定者といった複数名が組織的に購買プロセスに関わり、それぞれの視点で情報収集や問い合わせや、Webサイトの閲覧などによる比較検討が行われることから、それらの行動をアカウント単位で把握することが重要視されていると指摘しています。
そのような背景から、自社のWebサイトにアクセスした企業を特定し、自社への興味度合を知った上で営業活動が進められることを目的に開発を行っているのが、今回発表された新機能。
本機能を活用することで、自社Webサイトへどの企業からアクセスがあったのか瞬時に把握でき、人脈(名刺交換の履歴)や活動(報告、商談、タスク)をチェックすることで、Webアクセスがあった企業へ効果的に営業活動を実施することが可能になるとしています。
具体的には、自社ホームページに特定のタグを埋め込むことで、アクセスのあったIPアドレスから企業名を特定。特定した企業は「HotProfile」で管理している企業情報と紐付けを行ない、蓄積している活動(報告、商談、タスク)や、人脈(名刺交換の履歴)をシームレスにチェックすることでキーマンにアプローチすることができるようになります。
本機能は2017年春に、HotProfileのオプション機能としてリリースされる予定となっています。