Ginzamarkets株式会社は6月6日、SEOモニタリングツール「GinzaMetrics」において、検索エンジン上の競合サイトを発見する「コンペティターディスカバリー機能」をバージョンアップしたと発表しました。
Googleが検索アルゴリズムにおいて良質なコンテンツを重要視するようになり、各社がWebサイトのコンテンツ活用に注力するようになった結果、SEOの業務においては、他社サイトのコンテンツよりも評価の高いコンテンツを発信・運用していく上で、ベンチマークとする他社サイトやコンテンツを把握する必要性が高まっています。
ベンチマークとするサイトは、多くの場合、事業上の競合サイトをモニタリング対象としていますが、コンテンツマーケティングの浸透やWebコンテンツの増大に伴い、SERPs上での実質的な競合サイトが事業上の競合と異なるケースが出てきていると同社は指摘。
今回、検索エンジン上の競合サイトを発見する機能「コンペティターディスカバリー」をバージョンアップしたことにより、検索エンジン上で競合しているサイトをキーワードや任意のセグメント別に発見できるようになるとしています。
機能の特徴
■特徴1
自社がモニタリングしているキーワードを元に、同じキーワードで上位にランクインしているサイトを調査し、何種類のキーワードやページで上位にランクインしているか、その他トラフィック関連データを表示。
■特徴2
サイト全体以外にもキーワード単位で競合サイト一覧を表示。自社にとって重要なキーワードにおいて、どのようなサイトと競合しているのか、容易に確認できる。
■特徴3
任意に設定したキーワードグループ単位での競合サイト発見も可能。例)アイテム別、ブランド別、エリア別等、こだわり条件別などで設定したキーワードグループでの、競合サイト確認など。
■特徴4
PCとスマートフォンでの検索結果の違いも比較可能。Googleのモバイル重視の動きの中で、ベンチマークする競合サイトがPCとスマートフォンとで異なってくることへの対応。
http://www.ginzametrics.jp/blog/release-competitor-discovery-update