電通アイソバー株式会社は8月25日、アンケート調査とWeb解析のデータを紐づけて、顧客の態度や心理変容を分析するサービス「Smart Analytics」の提供を開始すると発表しました。

同社によると、従来のウェブ解析は、ウェブサイト内の短期のユーザー行動に対して現状把握を行い、行動結果と要因を説明することが中心だったと指摘。

今回リリースされた「Smart Analytics」では、ウェブ解析のデータにアンケート調査の回答を紐付けることで、アンケートの回答内容(興味度・好感度・購入意向など)でユーザーをグルーピングし、そのグループがサイト内でどのように行動したのかを把握し、ウェブサイト内のコンバージョンと態度・心理変容との関係を検証することができるとしています。

Smart Analyticsの活用例

■企業が望む顧客の態度・心理変容の計測
顧客体験を向上させるために、ゴール達成までの態度・心理変容を目標指標として設定できます。

■ボトルネックの発見と施策の貢献度の可視化
顧客の心理状態をウェブサイト内の行動分析で検証し、態度・心理に変化を与えた要因を探ることができます。

■潜在顧客や優良顧客の条件を発見
アンケート回答内容ごとのグループやウェブサイト訪問者の行動データの比較から読み解くことができます。

■MA(マーケティングオートメーション)などのシナリオ設計
「誰が」「いつ」「何を」「どのような経路」がわかるので、シナリオ設計の参考になります。

 
http://www.dentsuisobar.com/works/smartanalytics