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ユーザーローカルが人工知能ボットAPIの提供を開始

ビッグデータ分析企業のユーザーローカルは5月10日、メッセージサービスのユーザーと自動で対話するチャットボット(自動会話プログラム)を開発するための「人工知能ボットAPI」を発表をしました。

ユーザーローカルが人工知能ボットAPIの提供を開始

■対応するメッセージサービス
LINE(LINE BOT)
Twitter(Twitterボット)
Facebook(Facebook Messenger)
Slack

同社によると、「人工知能ボットAPI」を使うとことで、上記のサービス上でチャットボットによる自動返信機能を簡単に実現できるようになるとしています。

APIは開発者向けに先着3,000名限定で無料提供され、5月10日から受付を開始しています。
 

「人工知能ボットAPI」の主要機能

■全自動会話エンジン
ユーザーが入力した日本語のメッセージに対して、自然な受け答えや雑談を返信するAPI。
ユーザーローカルが保有している膨大なテキストデータをもとに応答する仕組みで、独り言のようなちょっとしたつぶやきに対しても多様なバリエーションの会話を実現できるため、メッセージサービスのユーザーはボットとの何気ない会話を楽しむことができます。
全自動会話エンジン

■キャラクター会話API
自動会話を行うキャラクターに合わせてメッセージ内容を変換するAPI。
例)「○○だワン」、「○○ですニャ」といった犬・ネコっぽい語尾やロボット風、執事風の言い回しなど。
キャラクター会話API

■氏名自動識別API
会話中の相手の名前をもとに性別を自動で推定したり、姓・名を切り分けることができるAPI。
相手のユーザーの名前からニックネームを自動でつけることもできますので、コミュニケーションをより円滑にすることができます。
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上記のAPIライブラリは、メッセージサービス向けのチャットボット開発以外にも、オンラインゲーム内のキャラクター(ノンプレイヤーキャラクター)やロボット開発などにも活用することができます。

提供予定のAPI

■興味関心テーマ自動抽出API
個人の趣味や関心事を会話の過去ログやTwitterのツイートから自動で抽出することができます。

■形態素解析API
文章を単語に分けて解析するための一般的なAPI。最新の用語辞書や人名が登録されています

 
人工知能ボットAPI