シャトルロックジャパン株式会社(以下、同社)は先月、ユーザーコンテンツをワンストップで収集・活用するシステム「Shuttlerock」において、新サービスとして「Shuttlerock for Facebook Ads」の提供を開始すると発表しました。
これにより、利用企業はユーザーコンテンツの収集からFacebook広告への活用までをワンストップで実現できるようになります。
Facebookが発表した1~3月期の決算によると、売上高は52%増の53億8200万ドル、純利益は15億1000万ドルと過去最高であり、さらにモバイル広告が広告売上高の8割以上を占めていることから、企業がFacebook広告を積極的に活用していることが伺えます。しかし同社によると、その中で「広告色」の強いクリエイティブを使用する企業においては、広告効果を最大化できていないケースが数多く存在すると指摘しています。
Facebook広告では違和感なくフィード内にマッチした広告を表示させることが重要であることから、「ユーザー視点」を取り入れたクリエイティブを活用することで広告効果は上昇するのではないか、との仮説を立てて検証を行ったところ、CTR、関連度スコア、クリック単価の改善が見られたため、ユーザーコンテンツをFacebook広告のクリエイティブとして活用することで広告効果を高めることができると判断し、新サービスの提供を開始するに至ったとしています。
ユーザーコンテンツの収集方法は、企業のオウンドメディアにユーザーが写真・動画を投稿できる「直接投稿機能」を通じた収集、InstagramやTwitterなど計7種類のSNSからキーワード・ハッシュタグを活用した収集の2通りを用意。
収集したユーザーコンテンツは全て管理画面に集約され、使用したい画像の選択をすると、同社が画像の利用許諾を取得し、Facebook広告に掲載することができる仕組みとなっています。
掲載されたユーザーコンテンツに商品リンクを設定して「商品購入につなげる」ことや、画像投稿を促す「キャンペーン」を実施することも可能なほか、今回提供を開始した新機能「Shuttlerock for Facebook Ads」を活用することで、簡単にユーザーコンテンツをFacebook広告の素材として2次利用することも可能になっています。