株式会社クリーク・アンド・リバー社(以下、同社)のグループ企業で、データ情報分析サービス事業を展開するエコノミックインデックス株式会社(以下、EI社)は12月5日、Twitterに投稿された情報を人工知能(AI)が解析して可視化するクラウドサービス「Reaction Monitor(リアクションモニター)」の提供を開始したと発表しました。
同社によると、昨今、TwitterやFacebookなどソーシャルメディアの台頭により、企業は商品やサービスなどを取り上げた記事だけではなく、その先の消費者の反応までを把握することが広報効果を知るうえで重要だと考えられるようになってきていると指摘しています。
今回発表された「Reaction Monitor」は、気になるキーワードのTwitter上での拡散状況を、年齢層・性別・感情やその変化・共起したキーワードなどを可視化することで、マーケティングリサーチ、PR効果測定、自社や競合他社の調査など、幅広くビジネスに活用できるソーシャルメディア分析ツール。
自社名、製品名、ブランド名やタレントの名前など、Twitter上に投稿されたキーワードを含んだツイートを、EI社が独自に開発した人工知能(AI)が瞬時に解析。解析した結果は、投稿者の年齢層・性別、感情(「ポジティブ」「ネガティブ」の割合)やその変化、共起したキーワード、リンク先/参照など、さまざまな項目を把握することができ、グラフや図などを用いて分かりやすく可視化されているため、誰でも簡単に利用することができるクラウドサービスです。
料金体系は、EI社独自のビッグデータ分析基盤により、システム基本利用料(固定費)が無料で、1キーワードあたり2,000円(税別)の従量課金制となっているほか、有料オプションサービスとして、EI社のコンサルタントによる分析レポートを依頼することも可能。
今後は、同サービスに解析対象のソーシャルメディアを追加するなど、さらなる機能拡充を図っていく予定だとしています。