デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(DAC)は、メッセージ管理ソリューションの「DialogOne」において、Facebook Messengerへのメッセージ配信に対応したと発表しました。
引用:dialogone.jp
「DialogOne」は、LINE上で企業とユーザーが相互のコミュニケーションを可能にすることで、高いリーチを獲得するだけでなく、ユーザー1人ひとりに対して最適なメッセージ配信を行うことができるソリューションです。
引用:dac.co.jp
一方、ソーシャルメディア大手の米Facebookは2016年4月の開発者会議F8において、開発者がボットを作成できる機能を公開していました。
Facebookによると、この機能を使って天気や交通情報など自動で定期的に配信する情報や、レシートや荷物の配送状況の通知などのカスタマイズされたやりとりまで、コミュニケーションを求めているユーザーと個別に直接やりとりするボットを設置できるようになると発表していましたが、DACの「DialogOne」はこの機能を使ってFacebook Messengerへのメッセージ配信に対応したことになります。
DACによると今回の対応により、企業は「DialogOne」を活用することで、LINE以外のメッセージサービスにおいてもユーザーとのOne to Oneコミュニケーションを実現できるようになり、見込顧客からの質問に対する回答、カスタマーサポート、eコマースの手続き説明など、会話形式のリアルタイム・コミュニケーションをFacebookユーザーと行うことが可能になったとしています。
今後は欧米やアジアで利用者の多いメッセージングサービスへの対応を積極的に進め、将来的には複数のメッセージングサービスを横断し、自社の顧客データとマッチングさせながら、最適な配信を行えるソリューションとして成長させていく予定だということです。