イサナドットネット株式会社は2016年4月5日、人型ロボット「Pepper」に対応したアプリを開発できるソリューションシステム「Citrus Rams」(シトラス ラムス)に、Googleアナリティクスと連携できる機能を追加したと発表しました。
Citrus Rams(シトラス ラムス)とは、ロボットアプリケーションのコンテンツを簡単に制作したり更新できるシステムです。例えば、人型ロボット「Pepper」を利用している企業の場合、社内にアプリ開発者がいなくても、だれでも簡単に「Pepper」の会話や動作などを設定・更新することができます。
CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)になぞらえ、RAMS(ロボット・アクション・マネジメント・システム)などと呼ばれていますが、このシステムとGoogleアナリティクスを連携させることにより、以下のデータをGoogleアナリティクスで計測できるようになるとしています。
・Pepperアプリの状況
アプリの起動や終了回数、Pepperタブレット上の各画面表示など。
・Pepperが認識している利用者情報
年代、性別、笑顔度、感情など。
また、PepperアプリとWEBサイトのデータを一元管理して解析するといった活用も可能になります。
「Citrus Rams」では、Googleアナリティクスで解析した結果をもとに、Pepperアプリの改善点をWebブラウザから入力できるほか、表示画面の遷移、Pepper本体に搭載されているセンサーの利用など、細部の調整も行うことができるとしています。