先月の情報ですが、Webサイトのデータを分析するツール「AIアナリスト」に、新しい機能が追加されましたので触れておきます。
「AIアナリスト」とは、Googleアナリティクスのデータを自動で分析して改善提案を行うツールで、アクセス解析ツールではなく人工知能ツールという形で提供されているサービスです。
そのツールに、主要な指標の数値変化と原因を報告してくれる機能が追加されました。
対象の指標は「訪問数・CV数・直帰率・新規セッション率」
これらの数値の変化を毎日自動でチェックして、異常があった場合にはサイト管理者にメールで知らせてくれます。
ECサイトの場合は「コンバージョンの減少」=「売上の減少」となりますので、毎日リアルタイムで状況を把握しているサイト担当者が多いのではないかと思いますが、コンバージョンの種類によってはコンバージョン数と売上の相関が低いWEBサイトもあります。
そうなると、コンバージョン数を確認する間隔も数日に1度のようなペースになりがちですが、その間にコンバージョン数が急落すると、気づくのが遅れてしまい対策を打つのが後手に回ってしまう恐れがあります。
このようなリスクを軽減できることは、アクセス解析ツールをチェックしている余裕がないような企業にとっては、大きなメリットがありそうです。